4月から西南学院大学へ進学し、神様の導きの下で献身の道を歩みます、大阪中央バプテスト教会出身の渡辺鷹優(わたなべ たかひろ)です。
私は神様、そして両親の導きのもと幼少期から、教会にて聖書の学びや奉仕活動を行い、教会共同体という体の一部として、神様と隣人とに仕える姿勢を培うことができました。特に高校生になってからは、教会学校や学生部での説教を担当し、これまで学んだことを活用する中で、より深い信仰を養い、霊的に大きく成長することができました。
このような神様からの恵みの中で、私は多くの選択肢がある中で献身という道を選びました。しかし、あっさりと、そして自発的にこのような選択に至ったわけではありません。多くの葛藤、教会の先生方や家族の支え、そして神様からの召命を受けた上で献身を決意することができたのです。
私は中学生の頃から何人かの先生方に、将来は牧師を目指してみてはどうかと、有難いことに声をかけて頂けていたのですが、当時の私にそんな気は一切ありませんでした。「頑張って勉強して、趣味と仕事を両立させられるような年収の高い仕事をしたい!」仕事とはお金のためにするものだと考えていた私は、年収や収入の安定した職業に就くことを求めました。しかし、一方で「本当に牧師の道を諦めるべきだろうか」と考え続け、幼いながらに悩み、自分なりに神様に答えを求めるために祈りました。
そのような中で、私が聖書を読んでいた時に一つの御言葉を示されたような感覚になりました。実際に神様が私に与えてくださったのか、それとも単なる偶然なのかは分かりませんが、私が献身を決意する最も大きなきっかけになったということは確かです。それはヨシュア記一章五節からの御言葉でした。
一生の間、あなたの行く手に立ちはだかる者はないであろう。わたしはモーセと共にいたように、あなたと共にいる。あなたを見放すことも、見捨てることもない。
強く、雄々しくあれ。あなたは、わたしが先祖たちに与えると誓った土地を、この民に継がせる者である。
モーセの後継者としてたてられたヨシュアに対して神様がおっしゃったように、私も神様から「将来の心配も金銭の心配もしなくて良い。ただ強く雄々しくあれ。」と言われているかのように感じました。そして、同じ時期に担任牧師からも本格的に献身の道を薦められ、私はこれを先の御言葉と併せて神様からの召命と受け取り、献身を決意しました。
これからの大学での学びと訓練を通じて、召命に応えるための準備を整え、神と人々への奉仕の道を歩んでいきたいと強く願っています。この証しを通じて、私の献身と召命に対する思いが皆様に伝われば幸いです。応援よろしくお願いします!